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離婚したらどうなる?共有名義の家と住宅ローン
2026-01-05

離婚したらどうなる?共有名義の家と住宅ローン

離婚したらどうなる?共有名義の家と住宅ローン

共有名義の家とは?基本的な仕組みと特徴

共有名義の定義とその目的

 共有名義の家とは、一つの不動産を複数人が共同で所有する状態を指します。不動産登記の際には各所有者の名前と、それぞれの持分割合が明記されます。一般的に、夫婦で住宅を購入する際に共有名義を採用するケースが多く見られます。共有名義の目的としては、主に購入資金の負担割合を明確にすることや、不動産に対する双方の権利を保護する目的があります。

持分割合はどう決まる?

 共有名義の家の持分割合は、主に不動産の購入資金をどれだけ負担したかに基づいて決められます。この割合は、購入時の頭金や住宅ローンの支払額の割合に応じて設定されるのが一般的です。たとえば、一方が物件価格全体の70%を負担し、もう一方が30%を負担した場合、それと同様の割合で持分が設定されます。ただし、実際には夫婦間で割合を半々の「50:50」にすることが多いです。

共有名義のメリットとデメリット

 共有名義のメリットとしては、双方の権利が保護される点が挙げられます。また、住宅ローンの負担を分担できるため、資金計画を立てやすいという利点もあります。一方で、デメリットとしては、離婚や相続の際に対応が複雑になる点が挙げられます。特に離婚時には、共有名義の不動産をどのように扱うかを話し合う必要があり、解決までに時間と手間がかかることがあります。

共有名義が離婚時に複雑になる理由

 共有名義の不動産は、離婚時に特に扱いが難しい財産の一つです。その理由は、家を売却する場合でも、どちらが所有し続ける場合でも、法的手続きや財産分与の取り決めが必要になるためです。また、住宅ローンが残っている場合、負担割合や残債務の支払い責任についても話し合いが必要です。このように、共有名義状態のままでは各種トラブルが発生しやすいため、離婚後も夫婦間で関わらざるを得ない状況が続く可能性があります。

離婚時、共有名義の家はどう扱われるのか?

財産分与としての共有名義の解消

 離婚をする際、共有名義の不動産は財産分与の対象となります。財産分与は夫婦が婚姻中に築いた財産や負債を公平に分割する手続きです。しかし、不動産は現金のように簡単に分けられるものではないため、共有名義の解消には一定の手間がかかります。また、不動産をそのまま共有名義として維持するのは、離婚後も夫婦間で関係が続く可能性があり、相続トラブルや管理費用の増加など将来的な問題を引き起こすリスクがあります。そのため、共有名義の状態を解消することが一般的に推奨されています。

共有名義を解消する具体的な方法

 共有名義を解消する方法として、主に以下の手段があります:

  • 不動産を売却してその売却益を分割する

  • どちらか一方が不動産を取得し、その対価をもう一方に支払う(持分買取)

  • 持分そのものを第三者に売却する

 最も一般的なのは、共有名義の不動産を売却し、得た売却益を財産分与の一部として分け合う方法です。この場合、売却が成立すれば両者の共有関係が完全に解消されます。ただし、不動産市場や住宅ローンの状況によっては価格が希望通りにならないこともあるため、慎重な判断が必要です。一方で持分買取の場合、不動産の価値や持分の割合によって支払い金額が変わるため、専門家による適正な査定が求められます。

共有名義解消の際に発生する法的手続き

 共有名義を解消するには、法律上の手続きを適切に進める必要があります。主な手続きは以下の通りです:

  • 不動産の売却時:仲介契約の締結、売却契約書の作成、登記変更手続き

  • 持分買取時:所有権移転登記のための書類作成と提出

 これらの手続きには、名義変更時の登録免許税が発生する場合があります。また、売却益が出た場合は、譲渡所得税の課税対象となることもあるため、税金面の確認も欠かせません。ただし、財産分与による名義変更であれば、不動産取得税や贈与税が通常かからない点がメリットです。法的な手続きの複雑さを感じる場合は、弁護士や行政書士に相談することで安心して進められるでしょう。

共有していた家を売却する場合の注意点

 共有名義の不動産を売却する際にはいくつかの注意点があります。まず、共有名義の場合、全ての名義人が売却に同意している必要があります。同意が得られない場合、売却がスムーズに進まないため、事前に十分な話し合いが必要です。また、売却後の利益が出た場合は、その利益をどう分けるかについても明確に合意しておくことが重要です。

 さらに、住宅ローンが残っている場合は、売却価格がローンの残債を上回る必要があります。そうでないとローンの完済ができず、売却自体が難しくなる可能性があります。そのため、不動産の査定やローンの残債額の確認は早い段階で行い、計画的に進めることをおすすめします。

 最終的に、共有名義の解消には売却が最も現実的な方法ですが、手続きや条件面で複雑な場合もあるため、専門の不動産業者や法律の専門家に相談することを強く推奨します。

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住宅ローンが残っている場合の対応策とは?

住宅ローン付きの家の問題点

 離婚時に共有名義の不動産を扱う際、住宅ローンが残っている場合は特に複雑な問題が生じます。住宅ローンが残っていると、物件の売却や名義変更をスムーズに進めることが難しくなるため、夫婦間での負担割合や返済能力について細かく協議する必要があります。また、離婚後に片方が住宅ローンの支払いを怠った場合、もう一方に債務の負担が及ぶこともあり、トラブルのリスクが高まります。そのため、可能な限り共有名義の解消やローンの整理を検討することが重要です。

ローン名義の変更は可能か?

 住宅ローンの名義を変更することは理論上可能ですが、実際には厳しい条件をクリアする必要があります。金融機関の審査を通過しなければならないため、もう一方が単独でローンを完済する能力を持っているのかが大きなポイントになり、収入や信用力が求められます。また、金融機関が名義変更を認めないケースも多く、その場合には別の解決策を探る必要があります。専門家に相談して現状に適した手続きを選ぶことが重要です。

連帯債務者の場合の特殊な注意点

 共有名義の不動産に住宅ローンが残っている場合、特に連帯債務者になっている場合は注意が必要です。連帯債務者とは、一方が返済を滞った場合でも、もう一方が全額責任を負う仕組みのため、離婚後も債務関係が続く可能性があります。たとえば、相手が支払いを滞ると、自分に返済義務が回ってくることになります。このような状況を防ぐには、ローンの完済や不動産の売却といった根本的な対策を検討するべきです。

夫婦間で話し合う際のポイント

 住宅ローンが残っている共有名義の不動産について話し合う場合、冷静かつ具体的な解決策を見つけることが大切です。例えば、不動産を売却して住宅ローンを完済し、その後の分割協議を進めるケースが多く見られます。また、不動産やローン負担を一方に引き継ぐ場合、その条件や手続きを慎重に確認しましょう。弁護士や不動産の専門家を交えて、法的・経済的観点から最適な選択肢を検討することがトラブルを防ぐ鍵となります。

離婚後の問題を防ぐために事前に知っておきたいこと

結婚時から意識すべき財産管理のポイント

 結婚を機に、夫婦間での財産管理についてあらかじめ話し合い、明確にしておくことが大切です。たとえば、共有名義の不動産を購入する際、どのような資金割合に基づいて持分を設定するのかを明文化しておくことで、離婚時に不動産分与をスムーズに行うことができます。また、住宅ローンを組む場合も、ローンの支払いや名義について事前に整理しておくことで、将来的なトラブルを防ぐことができます。

不動産とローンに関する専門家への相談

 不動産や住宅ローンに関する問題は法律や税金といった複雑な要素が絡むため、離婚の可能性がある場合は専門家に相談することが望ましいです。具体的には、不動産会社や弁護士、税理士などを利用することで、共有名義の不動産の適切な取り扱い方法や住宅ローンに関するアドバイスを受けることができます。専門家の助言を得ることで、解決が難しい問題でも最善の選択肢を見つけることができるでしょう。

離婚協議書に盛り込みたい項目とその重要性

 離婚時に作成する離婚協議書には、不動産や住宅ローンに関する取り決めを盛り込むことが重要です。例えば、共有名義不動産を売却する場合の手続きや、売却費用の分担方法、負債の清算方法を具体的に定めておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。また、財産分与の詳細や名義変更に必要な手続きを協議書に記載しておくと、双方の責任が明確となり、紛争を回避することが可能です。

トラブルを避けるために準備すべき書類の一覧

 共有名義の不動産に関する問題をスムーズに解決するためには、必要な書類を事前に整えておくことが重要です。特に、以下の書類を準備しておくと役立ちます:

  • 不動産登記簿謄本

  • 住宅ローンの契約書および残高証明書

  • 購入時の売買契約書

  • 財産分与に関する合意書

  • 名義変更のための必要書類(印鑑証明書など)

 これらの書類が揃っていることで、名義変更手続きや売却がスムーズに進みます。また、これらは専門家からも求められる可能性があるため、早めに整理しておくことをおすすめします。

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ページ作成日 2026-01-05

このコラム欄の筆者

石井 賢一(代表取締役 君津市出身)

常に周囲への感謝の気持ちを忘れずにお客様に信頼されるベストパートナーとして、満足度君津No1を目指します。業界25年超、大手不動産会社等で培ったノウハウで安心のお取引をお約束します。

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